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TOWER

GALLERY

For  TOKYO TOWER Co.,Ltd

Logo Design, Curation

2019年9月、東京タワー創業60年を記念して、フットタウン3階に展示施設「タワーギャラリー」がオープン。curioswitchは、施設のオフィシャルロゴ・デザインと、第1回展覧会のキュレーションをサポートさせて頂くことに。

近衞忠大 ロゴデザイン

東京タワーの白と朱色のストライプをモチーフにしたデザイン

ロゴ・デザインに際しては、歴代の東京タワーおよび東京タワー関連施設のロゴ収集からスタート。東京タワーの象徴に求められる期待感や価値観を綿密に分析しました。

また世界各国のミュージアムロゴも比較研究。令和元年、新たに東京にできるギャラリーに相応しいトーンとは何か、試作に試作を重ねました。

結果、東京タワーの比率と配色を活かした白とインターナショナルオレンジのストライプをもとにロゴを近衞がデザイン。硬すぎず親しみのあるフォントとのコンビネーションです。

ファミリア 皇族方

ファミリア社製の籐バスケット

第1回展覧会「奉祝・東京タワーがみつめた60年~皇族方をお迎えして~」については、総合監修者のメディアプロデューサー渡邊満子様と連携。

 

東京タワーにいらした皇族方の御写真を軸に、キービジュアルに据えたお写真の中で浩宮様(当時)がお持ちになられている同型バスケットをファミリア社より取り寄せるなど立体展示物を組み合わせることで、年齢も国籍も多様な来場者がより本展を身近に感じられるような展示構成を、心がけています。

竹田浩子 近衞忠大 東京タワー

左から竹田浩子さん、渡邊満子さん、近衞

また、展示空間全体のデザインもcurioswitchが担当。3D展示図面を近衞が制作し、関係者で協議。それを受けてさらに3D化するプロセスを徹底的に重ねました。

 

最終的には、「気品溢れるお花でお客様をお迎えしたい」という渡邊プロデューサーのアイデアを具現化した、アーティスト竹田浩子さんによるフラワータワーを、ギャラリーエントランス中央に展示して頂けることに。この空間は、ライティングも緻密に設計し、思わず記念写真を撮りたくなるような場所に仕上げています。

タワーギャラリー curioswitch

展示を熱心に見る来館者たち

無事オープンを迎えた初日には、ご覧の通り、御写真と展示ケースを鑑賞する人々の姿が。美術館や展覧会制作の経験者を複数擁するcurioswitchとしてましては、今回のお仕事をさせて頂けたことに心から感謝すると共に、タワーギャラリーのますますの発展に、微力ながら寄与できるよう、様々な施策を考えています。

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